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DOAC服用中の非弁膜症性心房細動患者対象のRWD解析を発表-米BMS

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2018年03月22日 PM01:00

各種DOACの過去最大のRWD解析

米ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は3月11日、米国の実臨床下における非弁膜症性心房細動(NVAF)患者を対象とする各種直接経口抗凝固薬(DOAC)の有効性、安全性、およびネットクリニカルアウトカムの比較をした、)解析の結果を発表した。

これは「(R)」(一般名:アピキサバン)、リバーロキサバン、ダビガトランを含む各種DOACのアウトカムを報告する過去最大のRWD解析。研究結果は、第67回米国心臓病学会(ACC)年次学術会議で発表された。

同試験は、既定の評価項目を使用し、NVAF患者を対象とした後ろ向き観察コホート解析。傾向スコアマッチング法(PSM)を用いて解析された。同解析は、患者30万人以上の匿名化された患者記録を含む進行中のRWD解析イニシアチブであるARISTOPHANES(脳卒中の発症抑制のための抗凝固薬:健康アウトカムおよび患者体験に関する観察プール解析)試験のNVAF患者(16万2,707例)を対象に含めている。

S/SE、MBで有意に低い発現率と関連

解析において、アピキサバンの使用は、リバーロキサバンと比較して、/全身性塞栓症(S/SE)(ハザード比:0.83、95%信頼区間:0.73-0.94、p=0.004)および大出血(MB)(ハザード比:0.54、95%信頼区間:0.50-0.58、p=<0.001)の有意に低い発現率と関連していた。また、ダビガトランとの比較でも、S/SE(ハザード比:0.69、95%信頼区間:0.56-0.84、p=<0.001)およびMB(ハザード比:0.77、95%信頼区間:0.68-0.88、p=<0.001)の有意に低い発現率と関連していたという。

既定の評価項目を用いた本観察後ろ向き解析には、1対1の傾向スコアマッチングを行った次の3つのDOACコホートが含まれていた(アピキサバンvsリバーロキサバン群(12万5,238例)、アピキサバンvsダビガトラン群(5万4,192例)、ダビガトランvsリバーロキサバン群(5万5,076例))。また本解析では、ダビガトランvsリバーロキサバンコホートにおいて、ダビガトランがMBの有意に低い発現率(ハザード比:0.67, 95%信頼区間:0.60-0.74、p=<0.001)、 S/SEの有意でない高い発現率(ハザード比:1.18、95%信頼区間:0.98-1.43、p=0.080)と関連していたことも明らかになったとしている。

 

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