日本国内における独占的開発・商業化権で
日本たばこ産業株式会社(JT)は3月15日、同社が開発を進めてきたJAK阻害剤「JTE-052」について、 ロート製薬株式会社と、眼科領域の特定疾患の治療薬の日本国内における独占的開発・商業化権に関するライセンス契約を締結したと発表した。
同剤は、細胞内の免疫活性化シグナル伝達に重要な役割を果たすヤヌス・キナーゼ(JAK)の働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制する。自己免疫・アレルギー性疾患を改善することが期待される。
今回の契約により、今後同剤を用いた日本国内における眼科領域の特定疾患の治療薬については、ロート製薬が開発を行い、非臨床試験から開始する予定。
▼関連リンク
・日本たばこ産業株式会社 プレスリリース