日本医療政策機構は18日、2017年の「日本の医療に関する世論調査」結果を公表した。医療機関の患者サービスの満足度について、薬剤師の対応に関する満足度は39.1%と医師や看護師の対応に比べて低いことが判明。また、リフィル処方箋については、国民の8割が賛成していることが明らかになった。同機構は「患者の安全性の確保、薬剤師の役割を明確化した上で、リフィル処方箋の早期実現が期待されているのではないか」と分析している。
調査は、2017年11月に全国20歳以上の男女1000人を対象にインターネット上で行ったもの。医療・医療制度に関する満足度を尋ねたところ、職員の対応など医療機関の患者に対するサービスについて、「大いに満足」「やや満足」を合わせ34.0%となった。