■緊急避妊薬は否決
厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」は15日、スイッチOTC薬の候補となる8成分を評価し、眼の殺菌・消毒・洗浄「ヨウ素・ポリビニルアルコール」のみを「スイッチ化が妥当」と判断した。8成分については、「不可」とされたものも含めてパブリックコメントを実施し、次回会合で再度、審議する。また、前回の会議で議論し、既にパブリックコメントを終えた5成分についても再度、審議したが、4成分を「可」とし、緊急避妊薬「レボノルゲストレル」のみを「不可」とする判断は変わらなかった。
この日の会議ではまず、偏頭痛薬の▽リザトリプタン安息香酸塩▽スマトリプタンコハク酸塩▽エレトリプタン臭化水素酸塩▽ナラトリプタン塩酸塩▽ゾルミトリプタン――の5成分について審議。