音波式電動歯ブラシHT-B570Tに歯科医の処方したみがき方を登録
オムロン ヘルスケア株式会社、株式会社ミック、ハイミン・エンタープライズ株式会社は10月3日、みがいている位置やブラシの角度を検知する独自の超小型位置検知センサを搭載した「オムロン音波式電動歯ブラシHT-B570T」に歯科医が処方したみがき方を登録して、スマートフォンで確認しながら歯みがきができる、歯みがきみまもりサービス「Curline(キュアライン)」を共同開発し、11月8日より発売すると発表した。
画像はリリースより
HT-B570Tは、超小型位置検知センサが、事前に登録した角度どおりに正しく歯をみがけているかを検知。角度を外れると、本体のアラートランプが赤く光って知らせる。また、電動歯ブラシ本体には、従来比約1/3に小型化した高性能マイクロモーターを採用。奥歯をみがきやすい11°の屈曲形状で、真っ直ぐな形状の電動歯ブラシではみがきにくかった奥歯の裏側までブラシが届き、虫歯になりやすい奥歯のケアが簡単にできるという。
アプリ使用で自宅での最適な歯みがきを再現
Curlineは、診察時に歯科医が患者のみがき残しの箇所、みがき方の癖などを確認したうえで最適なみがき方を処方し、PCソフトに入力して音波式電動歯ブラシ本体に登録するサービス。患者は、音波式電動歯ブラシに登録された最適なみがき方を、専用のアプリを使って、スマートフォンの画面に表示させる。ガイドに従って歯みがきを行うことで、自宅で最適なみがき方を再現できるという。
また、歯をみがいている間の歯にブラシを当てる角度やみがく強さ、時間などのデータが音波式電動歯ブラシ本体に記録される。そのため、歯科医の処方通りのブラッシングができているかを後から専用アプリで確認することが可能だ。
さらに、記録された歯みがきのデータはクラウド上の「歯みがきデータ分析システム」へ蓄積されていき、歯科医院のPCと共有される。そのため、次回の通院時には共有された情報を見ながら、歯科医と患者が一緒にみがき方をチェックし、改善することができるという。
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