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乳房への圧迫を受診者自身が調整できるマンモグラフィ装置「Self-Compression」発売-GEヘルスケア

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2017年07月19日 PM01:15

検査時の不快感から、受診者に敬遠されがちなマンモグラフィ検診

・ジャパン株式会社は7月13日、次世代型マンモグラフィ装置「(TM)」にオプション搭載可能な自己圧迫機能「」を同日より販売開始すると発表した。


画像はリリースより

マンモグラフィは、乳がん検診の第一選択肢として使用されるが、検査への不快感や痛みにより、受診者から敬遠されがちな検査。同社が2016年10月28日に発売したマンモグラフィ装置であるSenographe Pristinaは、こうした不快感を少しでも軽減できるよう、受診者、術者、医師の意見を取り入れて誕生。今回発売したSelf-Compressionの開発においても、複数の施設での臨床評価の結果、受診者の不快感が低減する結果が得られたという。

83%の受診者が積極的に参加し、圧迫コントロールできることを評価

Self-Compressionは、術者が最適な撮像ポジショニングと圧迫レベルの設定を行った後に、受診者自身がコンパクトなリモートコントロールデバイスを使用し、乳房の圧迫に対し最終的な調整を行うことができる圧迫機能。Self-Compression機能を用いた撮影では、まず、受診者へマンモグラフィ検査の圧迫の意義と効果についての説明を行い、専用のワイヤレスリモコンを手渡す。術者は、最適な位置にポジショニングを行い、検査に必要な最低限の圧迫を加える。そして受診者は、術者からのアドバイスに基づき、自身で徐々に圧迫を加え、最適な圧迫圧で停止する。これにより受診者自身が不快にならない範囲で最大限の圧迫を行うことができ、マンモグラフィでの痛みや不快感の一因とされている圧迫による受診者の負担を低減するという。

Self-Compressionを用いた検査を、従来の検査と比較した調査によると、83%の受診者が自身で積極的に参加し、圧迫をコントロールできることを評価しているという。また、画質を損なうことなく受診者の不快感を低減したという結果も出ているとしている。さらに、受診者自身が自身の検査を主体的に行えることで、検査に対する理解が深まり、マンモグラフィ検査における満足度の向上につながるとともに、翌年の検診など次回の検査の積極的な受診の動機づけにつながることも期待される。

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