日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は19日、後発品の採用と使用状況に関する調査結果を公表した。全国の医療機関、医師アンケートからは、一つの成分に対して多数の後発品が発売されている中、半数以上の医療機関、医師は3~5品目が必要と考えていることが判明。後発品の品目数を減らしてほしいと考えていることがうかがえた。また、情報提供体制について、医療機関では依然としてMRの訪問を求める意見が最も多かった一方、病院の医師は公的機関が情報提供する体制を望んでいることが明らかになった。
調査は、今年2月から3月にかけて、全国の医療機関3500施設、そのうち病院1500施設に勤務して医薬品の採用に関わる医師3000人を対象に実施したもの。回収率は医療機関が8.2%、医師が5.6%だった。