医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【GE薬協】産業ビジョン策定-海外展開やバイオ後続品へ挑戦

【GE薬協】産業ビジョン策定-海外展開やバイオ後続品へ挑戦

読了時間:約 1分31秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年05月01日 AM11:00

)は、2020年度にジェネリック医薬品(GE薬)の数量シェア80%といった目標が示される中、80%達成後にGE薬産業の果たすべき役割を明示した「ジェネリック医薬品産業ビジョン―日本の保健医療とグローバルヘルスを担う自覚と責任」を発表した。国内のGE薬市場をめぐっては、医療用医薬品全体の数量シェア80%達成後に安定期に入ることが見込まれており、各GE薬メーカーが何をすべきか、将来に向けたビジョンを業界として方向付けするのが最適と判断。安定供給や品質、情報提供を推進しながら、海外展開やバイオ後続品への挑戦、さらには予防医学やグローバルヘルスという新規分野もカバーしていく将来像を示した。

GE薬協では、将来のGE薬を取り巻く事業環境について、▽患者目線での医療が加速▽安価なGE薬の使用が普及▽医療のICTインフラが構築▽医薬品産業のビジネスモデルがボーダーレス化▽少子高齢化の進展で社会保障制度の見直し――といった変化が起こると予測。これをもとに「ジェネリック医薬品産業ビジョン」を策定した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す