医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 「適正な流通に向け連携」厚労省と3団体、初の懇談会-ハーボニー偽造薬問題受けて

「適正な流通に向け連携」厚労省と3団体、初の懇談会-ハーボニー偽造薬問題受けて

読了時間:約 1分58秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年02月27日 AM10:15

厚生労働省は23日、省内で「薬剤師・薬局関係団体懇談会」を開き、(NPhA)、(JACDS)の会長が出席してC型肝炎治療薬「」の偽造品流通問題の再発防止に向けた意見交換を行った。立場や考え方が異なる3団体の会長が公の場で一堂に会するのは珍しいが、この日の懇談会では、今回の事案が国民の信頼を損ないかねない重大な問題であるとの認識を共有し、再発防止に向けて行政と各団体が連携していくことを確認した。

懇談会であいさつする武田局長(左)

厚労省医薬・生活衛生局の武田俊彦局長は、「偽造品が国内で流通したこと、さらに薬局から患者に医薬品が渡ったことは、医薬品に対する国民の信頼を損ねる重大な事案と認識している」と強調。厚労省としても「大変重く受け止め、流通の調査、拡散防止、健康安全の確認などを行った」ことを説明した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す