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【厚労省】スイッチ候補16成分公表-PPIやトリプタン薬など、新スキームで要望第1弾

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2016年12月14日 AM11:00

厚生労働省は、医療用医薬品から一般用への転用が望まれるスイッチOTC医薬品について、学会や一般などからの要望のあった候補成分の第1弾として16成分を公表した。胃潰瘍治療薬「オメプラゾール」などプロトンポンプ阻害薬や片頭痛治療薬「スマトリプタンコハク酸塩」などトリプタン系薬剤の要望が見られた。

厚労省は、4月に開催した「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」で、「多様な主体からの意見」が反映される仕組みを構築するため、学会や団体、消費者などから、スイッチOTC薬の候補成分の募集を随時、受け付ける仕組みとすることを確認しており、今回は8月5日から11月30日までに要望を受け付けた候補成分として16成分を公表した。新スキーム下での第1弾となる。

要望を受け付けた16成分と効能・効果は以下の通り。

▽ヒアルロン酸ナトリウム=ドライアイ、角膜保護、目の乾き、異物感、ソフトコンタクトレンズまたはハードコンタクトレンズを装着しているときの異物感(張り付き感、コロコロ・チクチクする感じ)、疲れ、かすみ、なみだ目、まぶしさ、目やに、充血の緩和▽=胃潰瘍、急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期の胃粘膜病変の改善▽レボノルゲストレル=緊急避妊
▽リザトリプタン安息香酸塩=片頭痛▽スマトリプタンコハク酸塩=片頭痛▽エレトリプタン臭化水素酸塩=片頭痛▽ナラトリプタン塩酸塩=片頭痛▽ゾルミトリプタン=片頭痛
▽クリンダマイシンリン酸エステル=にきび▽=湿疹
▽オメプラゾール=胸やけ、胃痛、もたれ、むかつき▽ランソプラゾール=繰り返し起こる胸やけ、呑酸、胃もたれ、むかつき、胃の痛み▽メロキシカム=関節痛、腰痛、肩こり痛
▽フルチカゾンプロピオン酸エステル=花粉による季節性アレルギーの鼻づまり、鼻水、くしゃみの緩和▽ヨウ素・ポリビニルアルコール=眼の殺菌・消毒・洗浄▽ラベプラゾール=胸やけ、胃痛、げっぷ、胃部不快感、はきけ・むかつき、もたれ、のどのつかえ、胃酸が上がってくる
要望を受け付けた16成分については、今後の検討会議で、▽医療用医薬品としての使用実績▽要指導・一般用医薬品として適切と考える理由▽副作用の発生状況▽海外での使用状況――などを踏まえ、スイッチOTC薬とすることの妥当性を科学的に検証していく予定。

 

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