日本病院薬剤師会の賀勢泰子副会長は、10月29日に都内で開かれた地方連絡協議会で、今年度から新たに設置された「地域医療検討特別委員会」について説明。超高齢化や、病院の機能分化といった「社会情勢の変化を踏まえ、薬剤師として果たすべき役割を、日病薬の各委員会と連携して検討することが目的」とし、地域医療に病院薬剤師が関わって成果を上げているような事例を「紹介してもらいたい」と呼びかけた。
同委員会は、地域医療における病院薬剤師の関わり方を検討し、有用性の高い事例があれば事例集を発行すると共に、医療連携について検討することを目的として設置されたもの。木平健治新会長のもとでスタートした執行部体制の目玉の一つとされている。