日本薬剤師会は21日の定例会見で、10月から都道府県への届け出が始まる健康サポート薬局の進捗状況を報告した。担当の有澤賢二常務理事は、同日の9時の時点で、2647人が知識習得型研修(e-ラーニング)受講を申し込んでおり、同研修を終えて確認試験をクリアした者が249人に上ったことを明らかにした。
健康サポート薬局の研修は、日薬と日本薬剤師研修センターが、厚生労働省の指定する確認機関(日本薬学会)に研修実施機関としての届け出を行っていたが、今月8日にようやく「適合」との結果を受領。これを受けて日薬は、e-ラーニング(計22時間)の受講受付を専用サイトで開始した。