日本薬学教育学会の第1回大会が27、28の2日間、京都薬科大学で開かれた。27日に学会が正式に発足。その記念となる今回の大会には全国から薬系大学教員ら約600人が参加、薬学教育の発展について活発に意見を交換した。「薬学教育研究、事始め」と題したシンポジウムでは薬系大学教員が実践事例を報告。薬学教育そのものを研究対象として教育効果を分析し、教育内容の改良に反映させていることを強調した。
シンポジウムの演者
半谷眞七子氏(名城大学薬学部)は、4年次の薬学生に実施している模擬患者とのロールプレイを対象に、その教育効果を分析した研究事例を紹介した。