医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【第46回日病薬関ブロ大会】薬の責任者として「自律」へ‐チーム医療への貢献を意識

【第46回日病薬関ブロ大会】薬の責任者として「自律」へ‐チーム医療への貢献を意識

読了時間:約 2分9秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月12日 AM11:30


■最多演題、若手の登竜門に

日本病院薬剤師会関東ブロック第46回学術大会が27、28の両日、「薬剤師の自立と自律」をテーマに、千葉市の幕張メッセとアパホテル&リゾート東京ベイ幕張の2会場で開かれる。チーム医療に積極的に参画し、薬の責任者として自らの規範で考える“自律”の精神が必要との考えのもと、21題のシンポジウムをはじめ豊富なプログラムが用意されているほか、一般演題も過去最多の478題が集まった。若手薬剤師の研究発表の「登竜門」としての位置づけも期待される中、会期中は関東甲信越1都9県から4000人近い参加者が見込まれそうだ。真坂亙大会長(東邦大学医療センター佐倉病院薬剤部長)は、「病院薬剤師に求められる業務、責務が増大している今だからこそ、力を合わせてスキルアップや医療の発展に貢献できる学術大会にしたい」と意気込みを語る。

真坂氏

第46回学術大会の開催に当たって、真坂氏は「病院薬剤師は、病棟での薬剤管理指導業務に取り組み、各病棟に薬剤師を配置することで自立を成し遂げてきたが、これからは医療人の一人として、本当の意味でのチーム医療に参画し、薬の責任者として自らの規範で考える自律の精神が重要」とテーマの背景を説明する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外