医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 「プレベナー13」と「ベネフィクス」、12月末に販売提携終了-ファイザーと武田薬品

「プレベナー13」と「ベネフィクス」、12月末に販売提携終了-ファイザーと武田薬品

読了時間:約 1分1秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月09日 AM11:00

2017年1月よりファイザーが販売開始

ファイザー株式会社と武田薬品工業株式会社は8月5日、両社の仕入販売契約に基づき、武田薬品が仕入販売を担っていたファイザーの肺炎球菌結合型ワクチン「(R)水性懸濁注」(一般名:)および血友病B治療剤「(R)静注用」(一般名:)について、2016年12月末で武田薬品による仕入販売を終了し、2017年1月より製造販売元であるファイザーが販売を開始すると発表した。

プレベナー13の前製品であるプレベナー(R)水性懸濁注は2010年2月にワイス(現ファイザー)が、プレベナー13は2013年10月にファイザーが、ベネフィクス静注用500、1000、2000は2010年1月にワイスが、同3000は2013年12月にファイザーがそれぞれ日本で発売し、武田薬品が仕入販売を担当してきていた。両社の事業環境の変化に伴い、プレベナー13およびベネフィクスの製品価値最大化に向けて協議した結果、今回の合意に至った。

関節リウマチ治療剤「」と「」、コ・プロモーションを継続

両社は、仕入販売契約とは別に、関節リウマチ治療剤である「ゼルヤンツ(R)」(一般名:)ならびに「エンブレル(R)」(一般名:エタネルセプト)についてのコ・プロモーション契約を締結している。両剤については、引き続き両社でコ・プロモーションを行い、武田薬品が仕入販売を担当するとしている。

両社は今後、プレベナー13とベネフィクスの販売移管を滞りなく進めるとしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待