医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > かかりつけ「あくまでも手段」-中山薬剤管理官「患者本位・地域貢献が大切に」

かかりつけ「あくまでも手段」-中山薬剤管理官「患者本位・地域貢献が大切に」

読了時間:約 1分56秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2016年08月01日 AM10:30

厚生労働省保険局医療課の中山智紀薬剤管理官は7月28日、薬事日報のインタビューに応じ、「患者がかかりつけ薬剤師・薬局のメリットを実感できるような調剤報酬を目指していきたい」との抱負を語った。その上で、2016年度診療報酬改定で新設された「かかりつけ薬剤師指導料」などについて、「かかりつけ薬剤師になることが目的になってはいけない。あくまで手段だ」とし、「実際に服用している薬剤の種類が減ったり、残薬が解消されたなど、どういうメリットがあったのかは必ず問われてくる」との認識を示した。

中山氏は、かかりつけ指導料などについて、「形式的ではなく、いかに魂を込めて取り組めるかということではないか」とし、業務の中身をより充実させる必要性を強調した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す