大阪薬科大学と大阪医科大学は今年8月、両大学の医学生、薬学生、看護学生が参加する3日間の合同地域医療実習を高知県のへき地で実施する。両大学を運営する学校法人が今春合併し、学校法人大阪医科薬科大学として新たなスタートを切った。医学・薬学・看護学が連携した特色ある大学づくりを進めており、具体的な最初の取り組みとして合同実習の実施に踏み切る。このほかにも今後、講義やチーム医療実習を合同で行ったり、共同研究を推進したりするなど、連携を段階的に強化していく。
8月3~5日の3日間、両大学の学生6人が高知県本山町にある町立国保嶺北中央病院(131床)を訪問。大阪医大の医学部6年生2人、看護学部4年生2人、大阪薬大の薬学部6年生2人が3人ずつ2班に分かれ、同院が展開するへき地での地域医療に同行する。