北海道薬学大会開催期間中の15日には、北海道薬剤師会が10月から届け出を開始する「健康サポート薬局」で、常駐する薬剤師に受講が義務づけられている研修会を全国に先駆けて実施し、参加者に修了証が交付された。研修会は今後、各都道府県が行う研修会のモデルとなるもので、今後の日本薬剤師会の全国会議でプログラムの構築方法などが説明されるが、「時間がない」というのが現状のようだ。「健康づくり支援薬局」の認定制度をスタートさせた道薬だからプログラムを構築できた部分もあり、地域によっては研修内容に濃淡が出てくる可能性もありそうだ。
研修会は、日本薬剤師会のパイロットスタディとして、北海道薬剤師会が実施したもの。健康サポート薬局の技能習得型研修項目のうち、▽健康サポート薬局の基本理念(1時間)▽地域包括ケアシステムにおける多職種連携と薬剤師の対応(3時間)――に該当する。