厚生労働省は13日、「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」の初会合を開き、スイッチOTC薬の候補成分選定の進め方について議論した。会議では、今月中にも厚労省のホームページに学会や団体、消費者などからの開発要望を随時、受け付けるための特設欄を設けることや、医薬品医療機器総合機構(PMDA)にスイッチOTC薬の開発を支援するための相談枠を新設することも確認した。厚労省は今後、要望の受付状況を踏まえながら、寄せられた情報を整理し、順次、評価会議に諮る。
スイッチOTC化の新スキームでは、「多様な主体からの意見」が反映される仕組みを構築するため、学会や団体、消費者などから、スイッチOTCの候補成分の募集を随時、受け付ける形とした。