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「武田テバ薬品」が設立、武田薬品から長期収載品事業を継承-武田薬品とテバ社

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2016年04月05日 PM02:00

テバ製薬は武田テバファーマに社名変更へ

武田薬品工業株式会社とイスラエルのTeva Pharmaceutical Industries Ltd.(テバ社)は4月1日、武田テバ薬品株式会社を設立したと発表した。


画像はリリースより

武田テバ薬品は、テバ社の連結子会社でありジェネリック医薬品事業を行う大正薬品工業株式会社が会社名称を変更した会社。同社は、同日付けで武田薬品から国内における長期収載品事業を継承した。

また、同社の親会社であるテバ製薬株式会社のCEO兼社長には、松森浩士氏が就任することも発表された。松森氏は、製薬業界での34年以上にわたるキャリアにおいて、新しい事業で核となるジェネリック医薬品や長期収載品ビジネスを含む豊富で多岐にわたる経験を有するという。松森氏は、4月25日に着任し、名古屋を拠点とする予定。なお、テバ製薬は2016年10月以降に、会社名称を武田テバファーマ株式会社に変更するとしている。

オフ・パテント・ドラッグの提供を通じて幅広いニーズに対応

日本におけるジェネリック医薬品市場は、世界で最も伸びている市場の1つ。高品質な医薬品をより適切な価格で安定的に提供してほしいという患者のニーズと、医療費抑制策の推進といった社会的要請によって、高い伸長が見込まれる。

武田テバ薬品とテバ製薬は、オフ・パテント・ドラッグ(特許期間を満了した製品群)の提供を通じ、日本の患者と医療関係者の幅広いニーズ、及びますます高まるジェネリック医薬品の重要性に対応していきたいとしている。

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