あすか製薬にとって、3製品目のAG
あすか製薬株式会社は2月24日、武田薬品工業株式会社と高血圧症治療剤「カデチア配合錠 LD・HD『あすか』」に関する事業化契約を締結したと発表した。
同剤は、武田薬品の高血圧症治療剤「エカード(R)配合錠」(一般名:カンデサルタン シレキセチル・ヒドロクロロチアジド錠)の特許権などをあすか製薬に許諾したオーソライズド・ジェネリック(AG)。武田薬品が製造販売する高血圧症治療剤「ブロプレス(R)錠」(一般名:カンデサルタン シレキセチル)、「ユニシア(R)配合錠」(一般名:カンデサルタン シレキセチル・アムロジピンベシル塩酸錠)のそれぞれの AG である「カンデサルタン錠『あすか』」、「カムシア配合錠 LD・HD『あすか』」に続く、あすか製薬にとって 3 製品目の AG となる。
あすか製薬が発売と情報提供、武田薬品が物流業務を担当
同社は2016年2月に厚生労働省よりカデチア配合錠LD・HD「あすか」の製造販売承認を取得し、同年6月の薬価収載に向けて薬価申請を行っている。
この契約に基づき、同剤の薬価基準収載後、あすか製薬は同剤を発売し、医療機関に情報提供を行う。一方、武田薬品は同剤をあすか製薬から仕入れ、特約店に販売する物流業務を担当する。その他の契約内容の詳細については開示していない。
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・あすか製薬株式会社 プレスリリース