厚生労働省は3日、「アレルギー疾患対策推進協議会」の初会合を開き、アレルギー疾患対策の基本方針策定に向けた議論を開始した。
気管支喘息、
アトピー性皮膚炎、花粉症など各疾患へのヒアリング実施や課題への検討を行い、今夏をメドに基本指針をまとめ告示する予定だ。
昨年12月25日に施行されたアレルギー疾患対策基本法では、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギーの対策を総合的に行うため、厚生労働大臣が基本指針を策定しなければならないとされた。そのため、厚労省は同協議会を開き、基本方針の策定に向けた議論をスタートさせた。