MediChannel登録会員向けにLINEで情報配信
アストラゼネカ株式会社は2015年12月25日、LINE株式会社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」の公式アカウントを開設。医療関係者を対象とした同社の会員制サイト「MediChannel」登録会員に対してより便利な情報配信サービスの提供を開始したと発表した。国内において、医療関係者向けにLINE公式アカウントを開設し、情報提供をするのは同社が初となる。
画像はリリースより
MediChannelは、同社が国内で運営する、医師、薬剤師、看護師向け会員制サイトで、現在約12万9,000人が登録している。疾患領域ごとに、添付文書やインタビューフォームなどの製品情報に加え、Q&A形式で製品に関するよくある質問を紹介したり、同じ疾患・領域に興味を持っている他の医療関係者が見ているページや過去に見たページからおすすめ情報を提供したりするなどの機能がある。
専門領域や所属組織などにより合致した情報の入手が可能に
同サービスの導入によって、トーク機能でより早く簡単に情報を受け取れるLINEにより、登録会員は多くのEメールに埋もれがちだった新着コンテンツ情報、医療関係者向けセミナーやイベントの開催情報、製品に関する新着Q&Aなどに関するお知らせやニュースを、自身のモバイル機器でシンプルかつ簡単に受け取ることができるようになるとしている。LINEのメッセージは、従来のEメールに比べてより簡潔で、少ない頻度での配信を予定しており、多忙な医療関係者に適するという。
MediChannelには、従来から、会員のコンテンツ利用状況などの解析に基づいたパーソナライズ化機能があったが、LINE導入によって今後さらに充実したメッセージのセグメント化が可能になるため、登録会員は自身の専門領域や所属組織による興味や関心により、合致した情報を入手できるようになるとしている。なお、利用にはMediChannelへの登録が必須。会員登録後、LINEアプリをダウンロードし、MediChannel登録データの連携許諾を承認する手続きが必要となる。
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・アストラゼネカ株式会社 プレスリリース