ウイルス検出で“速さと見やすさ”追及
株式会社三和化学研究所は、インフルエンザウイルス抗原迅速キット「ファインビジョン Influenza」を12月7日に発売した。
画像はリリースより
インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染によって起こる疾患で、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛等を招き、場合によっては免疫力が低下している高齢者の肺炎等の併発により重症化することもある。インフルエンザウイルスは、感染力が高く、感染拡大を防ぐためにも医療現場では早期診断、早期治療が極めて重要となる。
患者自身でも感染の有無が確認可能
同製品は、A型及びB型インフルエンザウイルス抗原の検出を使用目的とした検査キット。同社の従来品よりも判定に要する時間を短縮し、陰性判定は5分、陽性判定も大半が1分以内で検出できるという。また、テストデバイスタイプ(カセット形状)で、判定ラインのマルチカラー採用で高い視認性を実現。必要に応じて患者自身に感染の有無を確認してもらうことも可能になった。
希望小売価格は10テスト用で1万3,000円/キット(税抜)。初年度の売り上げ目標は1万5,000キットとしている。
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・株式会社三和化学研究所 プレスリリース