医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【薬価部会】初後発5割、3価格帯を維持-次期薬価改革で論点

【薬価部会】初後発5割、3価格帯を維持-次期薬価改革で論点

読了時間:約 1分50秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年12月04日 AM11:30


■1000億円超で再算定

厚生労働省は2日、次期薬価制度改革に向け、後発品の初収載薬価を先発品の5割(10品目超内用薬は4割)に引き下げ、バイオ後続品は先行品の7割を維持する方向性を、中央社会保険医療協議会薬価専門部会に示した。価格帯は長期収載品を基準とした3価格帯を維持する。市場拡大再算定は、年間販売額1000億円超を例外的に「巨額」とし、1000億~1500億円以下で予想販売額の1.5倍以上、1500億円以上で1.3倍以上の品目を対象とする案を提示、委員から目立った異論はなかった。

厚労省が示した論点整理では、初後発品薬価を先発品の5割(4割)に引き下げ、バイオ後続品は現行の7割維持を提案。ただ、引き下げ幅は、2015年度の薬価調査結果を踏まえ、最終的に決める。後発品の価格帯は、長期収載品を基準に3価格帯を維持する方向性を打ち出した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外