■厚労省が留意事項
厚生労働省は11月27日、電子版お薬手帳の運用上の留意事項をまとめ、都道府県に通知した。一つで服薬情報を把握できるようにするため、利用者が複数の手帳を持つ場合には、薬局で一つに集約することや、どの手帳を使っていても、医療機関や薬局のパソコンから一元的に閲覧できる仕組み構築を求めた。データ項目は、保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)の仕様書に従うこととした。
通知では、お薬手帳サービスを提供する薬局や医療機関、アプリケーション提供やデータを保存するサーバー管理などを運営する運営事業者の運用上の留意点を示している。