■地域に密着し多職種連携を
厚生労働省医薬・生活衛生局総務課の森浩太郎課長は26日、専門紙の共同会見に応じ、「医薬分業は今、大きな転換期を迎えている」との認識を示し、2016年度、18年度診療報酬改定で「かかりつけ薬剤師、薬局の真価が試される。薬局の機能、薬剤師の職責が問われるような局面になるだろう」との見通しを示した。
森氏は、地域包括ケアの中でかかりつけ薬剤師・薬局として職責を果たしていくためには、「かかりつけ医や栄養士、介護ステーションなどとの連携が必要になってくる」と強調。生涯学習などを充実させ、「地域の中で多職種と連携を取りながら、活躍するという姿が望ましい」と語った。