医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医薬品・医療機器 > 4種混合ワクチン「スクエアキッズ 皮下注シリンジ」新発売-第一三共ら

4種混合ワクチン「スクエアキッズ 皮下注シリンジ」新発売-第一三共ら

読了時間:約 59秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年11月27日 PM04:00

、ポリオを予防

第一三共株式会社は11月24日、ジャパンワクチン株式会社、サノフィ株式会社と共同で、百日せき、ジフテリア、破傷風及び急性灰白髄炎(ポリオ)を予防する4種混合ワクチン「(R)」を12月9日に発売開始することを発表した。

同剤は、第一三共のグループ会社である北里第一三共ワクチン株式会社の沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DPTワクチン)とサノフィの不活化ポリオワクチン(ソークワクチン)をプレフィルドシリンジに充填した製剤で、日本で初めてソーク株を用いて製造された不活化ポリオワクチンを含む、4種混合ワクチンとなる。

今後も日本の公衆衛生、予防医療環境の充実貢献に意欲

同剤0.5ml中には、百日せき菌の防御抗原を4単位以上、ジフテリアトキソイドを15Lf以下(14国際単位以上)、破傷風トキソイドを2.5Lf以下(9国際単位以上)、不活化ポリオウイルス1型、2型及び3型をそれぞれ40DU、8DU及び32DUに相当する量を含有している。

初回免疫は、小児に通常、1回0.5mLずつを3回、いずれも3週間以上の間隔で皮下に注射。追加免疫は小児に通常、初回免疫後6か月以上の間隔をおいて、0.5mLを1回皮下に注射する。

第一三共グループ、・グループのワクチン事業部門であるサノフィパスツールは、今後も医療ニーズに合致したワクチンを通じて、日本の公衆衛生の向上や予防医療環境の充実に貢献したいとしている。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医薬品・医療機器

  • ジョンソン・エンド・ジョンソン 肺がん領域に初参入
  • レポトレクチニブ「がん細胞が耐性を獲得しにくく、長期使用に期待」
  • 2025年1月より社長交代で新たな体制へ‐アレクシオンファーマ
  • ミリキズマブの炎症性腸疾患に対する長期持続的有効・安全性データを公開-リリー
  • 転移性尿路上皮がん、一次治療における新たな選択肢への期待