医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 関電医学研究所が本稼働-文科省から認定取得、若手医師らの研究を活性化

関電医学研究所が本稼働-文科省から認定取得、若手医師らの研究を活性化

読了時間:約 2分26秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年10月23日 AM10:00

関西電力病院(大阪市、400床)と連携した民間の研究所として、関西電力医学研究所が発足し、1日から本格的に稼働した。糖尿病領域の研究者として著名な関西電力病院院長の清野裕氏が所長に就任。文部科学省から認定を受けた研究機関として、国や財団、企業などの公募型研究費を活用し、国内外の様々な機関と連携して基礎研究や臨床研究を行う。民間病院に勤務しながら研究にも注力できる環境を整備することで、若手医師らの研究を活性化させたい考えだ。

清野氏(右)と矢部氏

設立の背景について清野氏は「若手医師の研究マインドが低下している。長い目で見ると日本の損失になる。優秀でもきっかけをつかめず、市中病院に出たまま研究に踏み出せない若手医師もいる。研究マインドを持って研究に取り組んでほしいし、さらに研究したい人は大学に戻って大学院に進んだらいい。その橋渡しをしたいと考えた」と話す。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す