正社員と派遣・パートで就業意識は変わるのか
CSOならびに人材サービス事業を行うアポプラスステーション株式会社が、働きながら子育てをするママ薬剤師の雇用形態別意識調査を実施した。これは、正社員として働くママ薬剤師50名、派遣・パートとして働くママ薬剤師50名の計100名に、存在価値を感じる仕事や、5年後の目指す姿などを聞いたもの。同社では、正社員ママ薬剤師を「プチエリートママ」、派遣・パートのママ薬剤師を「ハケン・パートママ」と分類し、異なる雇用形態が就業意識にどのような違いを生み出すのかを分析している。
自分が体験した仕事の中で薬剤師としての存在価値を感じるものは?
記事内のグラフはリリースをもとにQLife内で作成
薬剤師としての存在価値は、「患者さまの受付・接客」が1位に。また、プチエリートママは 「地域の医療活動」や「在宅医療に貢献できる」「学会などの準備・発表」などの数値が高いのも特徴的だった。
薬剤師としてレベルアップをするために、実施していることは?
「書籍や雑誌を買って勉強」や「社内研修やEラーニングで勉強」が上位を占め、基本的な勉強方法は、プチエリートママもハケン・パートママも変わらない。しかし、ハケン・パートママで 「同僚と情報交換」が上位に入る一方、プチエリートママでは「他社の薬剤師との交流」や「学会発表に向けての準備への参加」が多く、プチエリートママは少し違ったアプローチで情報収集を行ってことがうかがえる。
5年後はどんな薬剤師になっていたいですか?
「現状の仕事の質を高めたい」が両者ともに1位に。「あたらしい分野へチャレンジしたい」「研究成果を発表してみたい」などが、プチエリートママの方が多い結果になった。
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