■審査管理課長に山田氏
厚生労働省は1日付で、幹部級を含む人事異動を発令した。大臣官房審議官(医薬担当)に森和彦氏(医薬食品局審査管理課長)を起用。後任の医薬・生活衛生局審査管理課長には山田雅信氏(医薬品医療機器総合機構審議役・新薬審査等担当)が就いた。
総務課長には森浩太郎氏(大臣官房参事官・資金運用担当)、監視指導・麻薬対策課長に須田俊孝氏(大臣官房総務課企画官、医薬食品局監視指導・麻薬対策課麻薬対策企画官併任、麻薬対策室長併任)が就いた。
総務課長だった鎌田光明氏は、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の総括調整役、監視指導・麻薬対策課長だった赤川治郎氏は、PMDAの組織運営マネジメント役に就任する予定。
医政局経済課長には、大西友弘氏(年金局事業管理課長)を起用。前任の城克文氏は、保険局医療介護連携政策課長に就いた。
また、医薬・生活衛生局総務課の薬事企画官には、水野良彦氏(経済産業省商務情報政策局付、商務情報政策局情報政策課情報政策企画調整官併任)が就いた。経産省出身者がこのポストに就くのは初めてのこと。前任の三好圭氏は、内閣府子ども・子育て本部児童手当管理室長に就任する予定。
〈略歴〉
森審議官=1983年3月に東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了後、同年4月に厚生省に入省。2008年に医薬食品局安全対策課長、10年にPMDA安全管理監、13年に神戸市企画調整局担当部長などを務めていた。
山田審査管理課長=85年3月に東京大学大学院薬学系研究科修了後、同年4月に厚生省に入省。05年に医薬食品局安全対策課安全使用推進室長、11年に医政局研究開発振興課治験推進室長、13年にPMDA審議役(国際・新薬審査等担当)などを務めていた。
森総務課長=89年3月に東京大学法学部を卒業し、同年4月に厚生省に入省。03年に年金局運用指導課年金運用企画官、05年に医薬食品局総務課副作用被害対策室長、07年に財務省主計局主計企画官などを務めていた。
須田監視指導・麻薬対策課長=91年3月に東京大学経済学部を卒業し、同年4月に厚生省に入省。05年に大臣官房国際課長補佐、06年に保険局総務課長補佐、13年に医薬食品局総務課医薬品副作用被害対策室長などを務めていた。
大西経済課長=90年3月に東京大学法学部を卒業後、同年4月に厚生省に入省。04年に年金局総務課長補佐、07年に千葉市保健福祉局次長、10年に内閣官房国家戦略室室員、12年には年金局事業管理課長などを務めていた。