医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 経済産業省、「糖鎖創薬」実現へ技術開発-18年度に確立目指す

経済産業省、「糖鎖創薬」実現へ技術開発-18年度に確立目指す

読了時間:約 1分18秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年09月11日 PM03:00


■抗癌剤などで個別化実現

経済産業省は、個人差や疾患状態を詳しく見分けることができる生体物質の糖鎖を利用した革新的創薬の技術開発に乗り出す。来年度から開始し、2018年度までに糖鎖と蛋白質を同時に認識する分子を効率的に製造できる技術確立を目指す。将来的には、抗癌剤などで個別化医療に近い形の「」を生み出したい考えだ。

経産省は、来年度の概算要求で「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業」に73億7000万円を計上。そのうち、糖鎖を利用した創薬の技術開発に対し、新規事業として10億円を要求する。今後、(AMED)が委託先の公募を行い、研究先を採択する。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す