厚生労働省は3日、2014年度の医療保険と公的負担医療分を合わせた概算医療費を発表した。前年度比1.8%増の39兆9556億円と過去最高を更新し、約40兆円に達したが、後発品の使用促進の影響などから伸び率は鈍化傾向を示した。
調剤医療費は、電算処理分が2.3%増の7兆1515億円と7兆円を突破した。後発品割合は新指標の数量ベースで56.4%と6割に迫る勢いとなった。