「アドヴィア560」「アドヴィア560 AL」「アドヴィア360」を販売
シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社は8月17日、コンパクトモデルの血球計数装置、「アドヴィア560」、「アドヴィア560 AL(オートローダー付き)」、「アドヴィア360」の販売を開始すると発表した。
画像はリリースより
血球計数と白血球5分類(26項目)が測定可能なアドヴィア560 ALおよびアドヴィア560は、小型ながら、直感的に簡単操作が可能な10.4インチ大型タッチスクリーンと大型アイコンを備えている。さらに小型のアドヴィア360は、血球計数と白血球3分類 (22項目)の測定が可能だ。
また、小型化・省スペースに加え、省メンテナンスも掲げており、毎日のユーザーメンテナンスは自動洗浄のみ。さらに、同社が提供する外部精度管理ウェブシステム「Siemens QC」にも対応しているという。いずれも中小規模施設でのメイン機としての使用や、大規模施設での緊急検査室やバックアップ機としての使用が可能だとしている。
小規模から大規模まで幅広い施設の要望に対応
シーメンスでは、同社のアドヴィアヘマトロジーシリーズ(血液検査シリーズ)に、このアドヴィア560 AL、アドヴィア560、アドヴィア360のコンパクトモデルを追加し、ラインナップを拡充することで、小規模から大規模まで幅広い施設の様々な要望に対応することが可能になるとしている。
なお、販売開始はアドヴィア560 AL、アドヴィア560が8月18日、アドヴィア360は10月6日となっている。
同社ではさらに、免疫検査、生化学検査、尿検査、血液ガス分析、POC検査等の幅広い製品群を持つ同社の強みを生かした総合的なソリューション提案やトータルサポートを提供することで、より多様化する医療ニーズに対応していきたいと述べている。