丸石製薬が担当する麻酔科を主な対象として医薬情報提供活動
佐藤製薬株式会社は8月7日、同社が製造・販売している外用局所麻酔薬「エムラクリーム」に関して、丸石製薬株式会社とコ・プロモーション契約を締結したことを発表した。
この契約に基づき、丸石製薬は9月1日より、丸石製薬MRが担当する病院の麻酔科を主な対象とし、佐藤製薬と共同してエムラクリームの医薬情報提供活動を行う予定。なお、佐藤製薬は引き続き皮膚科・形成外科を中心に全科に渡る医薬情報提供活動を行うと共に、製造、流通、販売を行う。
適応症拡大・追加で使用される場面が大幅に拡大
エムラクリームは、これまでの「皮膚レーザー照射療法時の疼痛緩和」に加え、2015年6月26日には「注射針・静脈留置針穿刺時の疼痛緩和」の適応症拡大と「小児の用法・用量」の追加を行っている。これにより、同製品が使用される場面は大幅に拡大したと考えられる。
両社は、今回のコ・プロモーションの合意によって、同製品の安全性や有効性に関する的確な情報提供を通じて、さまざまな診療科における多様な疾患の治療や検査における注射針および静脈留置針穿刺時の疼痛を軽減することにより、患者のQOLの向上に貢献していきたいとしている。
▼関連リンク
・佐藤製薬株式会社 ニュースリリース