厚生労働省は7日、「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」に、かかりつけ薬局とかかりつけ薬剤師との関係について論点を示し、議論を深めた。
厚労省は、かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師のメリットを十分に感じられるようにするための論点として、▽患者の服用歴や現在服用中の全ての薬剤に関する情報等を一元的・継続的に把握する▽在宅で療養する場合も行き届いた服薬指導が受けられる▽丁寧な説明により、薬への理解が深まり、飲み忘れ、飲み残しが防止される。これにより、残薬が解消される――を挙げた。