医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 半田市立半田病院、疑義照会不要で確認書-薬局薬剤師の患者指導充実へ

半田市立半田病院、疑義照会不要で確認書-薬局薬剤師の患者指導充実へ

読了時間:約 2分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年07月15日 AM11:00

愛知県にある半田市立半田病院は、事前に取り決めた7項目について院外処方箋調剤時の疑義照会を不要にする確認書を地域の薬剤師会と交わし、昨年9月から運用している。薬局での患者の待ち時間短縮、処方医の負担軽減が目的の一つだ。現在のところ疑義照会件数に大きな変化はないものの、形式的な疑義照会を減らすことによって浮いた時間を、薬局薬剤師の患者指導や薬歴記載の充実に振り向けてほしいとしている。

知多薬剤師会、美浜南知多薬剤師会と確認書を交わした

疑義照会を不要としたのは、[1]成分名が同一の銘柄変更[2]剤形の変更[3]別規格製剤がある場合の調製規格の変更[4]服薬管理等の面から必要と判断して実施する保険請求を伴わない半割、粉砕、混合等の調製[5]同様の一包化調製[6]貼付剤や軟膏類の包装、規格の変更(クリーム5g4本を10g2本に変更など)[7]残薬の調整での処方日数の短縮――の7項目。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す