医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 政府、検体測定室採血の手伝い範囲明確化-成長戦略、骨太を閣議決定

政府、検体測定室採血の手伝い範囲明確化-成長戦略、骨太を閣議決定

読了時間:約 1分31秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年07月03日 AM10:30

政府は6月30日、「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)と新たな成長戦略「日本再興戦略改訂」を閣議決定した。成長戦略では、国家戦略特区における予防医療ビジネスの推進を盛り込み、検体測定室で看護師等が利用者に介助できる部分を明確化することとしたほか、重複投薬を防ぐため、2018年度をメドに地域医療情報連携ネットワークと電子お薬手帳の全国普及を進める方針を打ち出した。

成長戦略では、国家戦略特区に関する規制改革事項として、テレビ電話による医療用医薬品の服薬指導に加え、予防医療ビジネスの推進を明記。薬局など医療機関でない検体測定室で、利用者自身が行う一連の採血行為について、看護師等が医行為に当たらないものとして、利用者に介助できる部分を明確化することを提示。速やかに所要の措置を講じるとした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す