日本薬剤師会の山本信夫会長は6月27、28の両日、都内で開かれた定時総会の会長演述で、年末に控えている2016年度診療報酬改定に向けて、「薬剤師の役割や日々の努力が正しく評価される報酬体系となるよう最大限の努力を払う」と明言した。
山本会長は、「執行部として2年目を迎え、薬剤師を取り巻く環境に機敏に対応する」ことを強調。16年度改定を「努力が正しく評価される体系」にする決意を示す一方で、「表面的な評価ではなく、真に薬剤師が社会になくてはならない専門職であることを理解されるような行動が求められている」と述べ、参加した代議員らに協力を呼びかけた。