全自動遺伝子自動分析装置などを共同開発
株式会社日立ハイテクノロジーズは6月18日、ドイツのライフサイエンスおよび分子診断事業の大手企業であるQIAGEN N.V.(以下、キアゲン社)と、遺伝子検査事業に関する事業提携を開始したことを発表した。
最初のプロジェクトとして、PCR (polymerase chain reaction) 法を用いた全自動遺伝子自動分析装置や次世代シーケンシング技術を用いた自動化システムの共同開発を行うという。
キアゲン社が持つ業界最高水準の遺伝子抽出技術などの強みを活かす
同事業提携では、日立ハイテクが持つ、ライフサイエンスおよび体外診断事業において培った装置の開発・製造技術と、キアゲン社が持つ、ライフサイエンスおよび分子診断事業において培った業界最高水準の遺伝子抽出技術や試薬開発・製造技術および検査結果の解析手法等、また両社が保有する独自の強みを活かした製品の共同開発および販売提携を展開する予定。
同社は、今回の事業提携により遺伝子検査事業に参入し、最注力分野と位置付けるバイオ・ヘルスケアにおいて、さらなる事業拡大を目指すとしている。
▼外部リンク
・株式会社日立ハイテクノロジーズ プレスリリース