現場の声を反映し、医療従事者の利便性を追求
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は5月19日、汎用超音波診断装置「LOGIQ P9(ロジックピーナイン)」と「LOGIQ P7(ロジックピーセブン)」を同時発売したと発表した。
画像はリリースより
同社の超音波診断装置は、現在、汎用の「LOGIQ(ロジック)」、循環器用の「Vivid(ヴィヴィッド)」、産婦人科用の「Voluson(ボルソン)」、各診療科の特定ニーズに対応する「Venue(ヴェニュ)」、ポケットサイズの「Vscan(ヴィースキャン)」の5ブランドがある。今回発売された2 機種は、汎用超音波診断装置LOGIQシリーズの新モデルとなる。この「LOGIQ P9」と「LOGIQ P7」は、医療現場の声を反映し、操作する医療従事者の利便性を追求した新機能を搭載したという。
スムーズな操作性を実現したシリーズ最軽量モデル
検査技師の約7割程度が女性であることから、運搬しやすいコンパクトサイズで設計されており、総重量60kgとクラス最軽量装置となっている。狭小な日本の医療施設でも導入しやすいようにとの設計で、高齢化に伴い増加する病棟検査にも対応する高い可搬性を実現したという。
また、操作に対する疑問やトラブルに迅速に対応するため、技師自身が瞬時に操作方法を確認できる取扱い説明動画「マイトレーナー」を初搭載。操作方法や機能の使い方を忘れてしまった時など、いつでも自身で操作手順を確認できるという。
さらに、LOGIQ P9には、移動後、瞬時に操作ができる電源装置「Mobile Assistant」を搭載。装置をシャットダウンしないまま電源を抜いても、移動後コンセントにつなげばすぐに操作を再開できる電源サポートシステムで、病院内でのMobile使用を想定した機器となる。スムーズな検査環境を実現し、ストレスの軽減につながると期待される。
その他、使いやすい画面レイアウトに設定可能な「マイページ」や、ボタンやキーを徹底的に整理したシンプルなコンソール「Keyless & Digital TGC」なども搭載され、よりユーザーのニーズに寄り添う製品になることが期待されている。
▼外部リンク
・GEヘルスケア・ジャパン株式会社 プレスリリース