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新研究棟が本格的に稼働‐“グリーンファルマ”推進の拠点に 九州大学大学院薬学研究院

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2015年05月15日 PM07:00

九州大学大学院薬学研究院の新研究棟が今年2月に竣工し、今月中旬から本格的な稼働を開始した。新研究棟の名称は、システム創薬リサーチセンター「グリーンファルマ研究所」。既承認薬に新たな薬効を見出したり、その研究で発見した標的に作用する医薬品候補物質を、人と地球環境に優しい化学合成技術を使って創製したりするなど、同院が取り組んできた特徴的なアカデミア創薬を推進する施設として活用する。その推進に向けて企業や他大学などとの共同研究も活性化させる計画で、新研究棟内には複数の専用エリアを配置した。

薬学部校舎に隣接して建設された5階建ての新研究棟。18日に開所式が行われる

新研究棟は地上5階建て、延べ床面積は約2000m2。福岡市内の九州大学病院キャンパスの一角にある薬学部校舎に隣接して建設された。九大薬学研究院の様々な研究者や、共同研究先の企業、他大学の研究者らが共同で利用する。

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