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日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会、医薬品追跡を「服薬」まで―在宅現場で重複投与等防止へ

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2015年04月13日 AM10:00


■JUMPが提言

日本ユーザビリティ医療情報化推進協議会(JUMP)は9日、製薬企業による医薬品の製造から患者への投薬・服薬までの情報を追跡し、遡及する「医療トレーサビリティ」確立に向けた提言を発表した。これまで医薬品の生産から卸までの流通過程に限られていたトレーサビリティの範囲を、投薬された患者の「」にまで拡大することで、退院後の在宅介護現場まで服用を追跡し、飲み間違いや重複投与の防止につなげる。処方等データを共同利用できる「医療トレーサビリティ情報管理プラットフォーム」(仮称)の構築を進め、2018年の運用開始を目指す。

提言は、わが国で進められてきた医薬品のトレーサビリティ管理が生産から流通段階に限られ、販売後の医療機関、薬局にまでは言及されてこなかったと指摘。

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