■武蔵野大学薬学部・大室教授ら
武蔵野大学薬学部医薬品情報学教授の大室弘美氏らの研究グループは、一般用漢方処方製剤を需要者が購入する前に注意すべき情報などを簡潔にまとめた「セルフチェックカード」を作成した。薬局の一般用医薬品陳列棚に配置して手にとってもらい、薬剤師への相談を促すツールとして活用する。オーストラリアで使用されている「シェルフトーカー」の日本版として作成した。きょう1日からイオングループの1店舗で試行を開始する計画だ。
2枚の名刺を縦に連ねた大きさの用紙に、添付文書から抜粋した情報を整理し、平易な言葉に置き換えて記載。それを二つ折りにし陳列棚に配置する。