厚生労働省健康局がん対策・健康増進課の高山啓課長補佐は、23日に省内で開かれた「医薬分業指導者協議会」で講演し、2013年度から10年間の「健康日本21(第2次)」において重点が置かれている「一次予防」に対する薬局・薬剤師の取り組みに期待を寄せた。
健康日本21(第2次)では、健康に対する意識はありながら、生活に追われて健康が守れない者や、健康に関心が持てない者への対策が必要との観点から、「時間にゆとりがない者や、健康づくりに無関心な者も含め、社会全体として健康を守る環境の整備を重視」することが明記されている。