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OIC治療薬「Naloxegol」の米国における共同商業化契約を締結-AZとDSI

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2015年03月24日 AM06:00

1日1回投与経口末梢作用型μオピオイド受容体拮抗剤

アストラゼネカは3月19日、第一三共株式会社の米国子会社である第一三共インク社(以下、DSI)との米国における「」に関する共同商業化契約を締結したことを発表した。

Naloxegol(米国での製品名: MOVANTIK(TM)、欧州での製品名:MOVENTIG(R))は、ファースト・イン・クラスの1日1回投与経口末梢作用型μオピオイド受容体拮抗剤(PAMORA)。成人における慢性非がん性疼痛患者における、(OIC)治療薬である。

2015年1月に規制薬物法の規制から除外

同剤は、2014年9月に米国食品医薬品局(FDA)により承認され、2015年1月に米国麻薬取締局により規制薬物法による規制から除外されたため、規制薬物ではなくなっている。また、2014年11月には、欧州委員会により緩下剤に対する効果が不十分なオピオイド誘発性便秘成人患者の治療薬として販売承認を取得している。

今回の提携は、販売活動の拡大を目的としたアストラゼネカの戦略に沿ったもの。アストラゼネカは同剤の製造を担い、売上を計上するとともに、DSIに対し売上に応じた共同販促の対価を支払う。営業活動は両社共同で実施する予定。

▼外部リンク
アストラゼネカ株式会社 プレスリリース

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