グルコーススパイクを抑制するα-グルコシダーゼ阻害薬
株式会社三和化学研究所は3月11日、糖尿病食後過血糖改善剤「セイブル(R)錠」の剤形追加品として、口腔内崩壊錠「セイブル(R)OD錠 50mg・75mg」(一般名:ミグリトール)の製造販売承認を取得したと発表した。
セイブルは、α-グルコシダーゼ阻害薬に分類される、糖尿病食後過血糖改善剤。食後1時間までに生じる早期の急激な血糖上昇(グルコーススパイク)を強力に抑制し、1日の血糖変動をなだらかにさせる。
水なしでも服用でき、食直前の服薬遵守にも貢献
今回製造販売承認を取得したセイブルOD錠は、口腔内で速やかに崩壊し、水なしでも服用が可能。また、水とともに服用することも出来ることから、より多くの糖尿病患者において、食直前の服薬遵守が期待できるという。
同社は、DPP-4阻害剤「スイニー(R)錠」、痛風・高尿酸血症治療剤「ウリアデック(R)錠」、小型血糖測定器・センサー「グルテスト」シリーズなど、糖尿病および糖尿病周辺領域に注力。プレゼンスを高めることを目標としている。
▼外部リンク
・三和化学研究所 プレスリリース