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日本薬学会第135年会、最前線研究を世界へ発信―25~28日、神戸市開催の準備整う

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2015年03月04日 AM10:00

日本薬学会は、第135年会を25~28日の4日間、神戸市ポートアイランド内の神戸学院大学、兵庫医療大学の各キャンパスなどを会場として開催する。大会テーマには「薬学が拓く、健康と未来」を掲げる。小林資正組織委員長(大阪大学大学院薬学研究科教授)は「薬学は昔から創薬から医療にかかわる最前線の研究の情報発信を行う学問領域。人類の健康と福祉に貢献するということは大事なこと。そうした思いをテーマに込めた」としている。年会では、様々な領域で薬学に携わる研究者が集い、最前線研究を発信し、分野の垣根を越えた薬学の将来に向けた活発な議論が行われる予定だ。

小林組織委員長

プログラムは例年通り、会頭講演、国内外から9題の特別講演、そして受賞講演のほか、シンポジウム(国際創薬1題、国際交流3題、一般70題、大学院生5題)、ランチョンセミナー19題、一般演題3654題(口頭発表1130題、ポスター発表2524題)のほか、市民講演会などを行う。このうち特別講演では、海外の第一線で活躍する著名な研究者8人に加え、国内からは2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏(島津製作所フェロー)を招聘するなど、最新の情報に触れる機会を提供する。

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