医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 薬剤師国家試験制度改善検討部会、コアカリ改訂受け、基本方針策定の議論開始―禁忌肢導入に反対意見出ず

薬剤師国家試験制度改善検討部会、コアカリ改訂受け、基本方針策定の議論開始―禁忌肢導入に反対意見出ず

読了時間:約 2分21秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2015年02月23日 AM10:00

医道審議会薬剤師分科会は20日、薬剤師国家試験制度改善検討部会の初会合を開き、6年制教育の導入に伴い2010年1月に策定された「薬剤師国家試験のあり方に関する基本方針」の見直しに向けた議論を開始した。基本方針の見直しは、来年度の新入生から適用される薬学教育モデル・コアカリキュラムに則した国試を行うためのもので、およそ1年かけて議論し、取りまとめる。会合では、複数の委員から、“薬剤師にしてはいけない人間”を落とすことを目的に、受験者が一定数選んだら不合格とする禁忌肢の導入を検討するよう求める意見が相次いだが、反対意見は出なかった。

新コアカリは、6年制学部・学科の学士課程教育に特化した内容としたほか、これまで薬学教育と実務実習の2本立てだったコアカリを一本化した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【東海大グループ】日常診療に漢方処方87%‐医師半数「証」考慮せず
  • 【文科省審議会】加計学園は定員割れ改善を-千葉科学大薬の現状指摘
  • 【NPhA調査】「在宅24回以上」が壁に-地域支援加算の施設基準
  • 【厚労省】ドラッグロスの78品目公表-開発困難事情など連絡を
  • 【厚労省】条件付承認「積極検討を」-通知一部改正で活用促す