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抗てんかん薬ラミクタールで適正使用のお願いを発出-GSK

読了時間:約 42秒
2015年01月16日 PM02:00

致死的な転帰に至った皮膚障害の発生を受け

グラクソ・スミスクライン株式会社は、抗てんかん薬「ラミクタール錠」(一般名:ラモトリギン)について、適正使用のお願いを発出した。

同社では添付文書の、「警告」、「用法・用量に関連する使用上の注意」、「重要な基本的注意」、「重大な副作用」の項に記載し注意喚起をしてきたが、皮膚障害で致死的な転帰に至った症例があったことから、用法・用量を遵守しない場合、皮膚障害の発現率が高くなることを、あらためて注意喚起している。

用法・用量 遵守と早期対応を

同資料では、

  • 初期漸増時は定められた用法・用量を超えないこと
  • バルプロ酸ナトリウム併用時の投与開始2週間までは隔日投与にすること(成人のみ)
  • 増量のタイミングを守ること

の3点に留意することを伝えるとともに、皮膚障害が発現した場合、ただちに本剤の投与を中止すること、そして処置が遅れると重篤な転帰をたどることがあるので、早い段階で、皮膚科専門医へ相談及び紹介するよう呼びかけている。

▼外部リンク
グラクソ・スミスクライン株式会社 HealthGSK.jp

 

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